御朱印をいただくということ

御朱印をいただくということ

「御利益のいただける御朱印集め」

私たち神様いやし隊は、
年100を超える神社仏閣を参拝して
いますが、
御朱印をいただきはじめたのは、
2~3年前からと、最近のことなんです。

もちろん御朱印ブームがはじまる前から、
たくさんの神社仏閣を参拝していて、
御朱印がいただける神社さんが
増えてきたことも知っていました。

中には、
御朱印をくださいと言う参拝者に、
ここは神社ですよ?と神職さんが
言われているのを見たこともありました。

御朱印をいただいている参拝者は、
おそらく
御祭神も知らず、本殿に参拝もせずで、
なんとなくスタンプラリーをしている
ように
見えてそれはちょっと違うなぁ、
と思っていました。

私たちは、
神様と直接お話できることもあり、
神職さんとお話することも
ほとんど
なくて、興味があまりわかなかった
ということもあります。

地方では、
いろんなお話をしてくださる宮司さん
もいて、
大変お世話になることもありますが、
その最後に御朱印をくださいというのも、
おかしな感じかなと思っていました。

しかし、
ある機会から御朱印をいただくことに
しました

今回の伊勢神宮の遷宮はその総費用が
550億円かかった
とのこと。あわせて、
「神社の経営」的なことも
よく話題になっていました。

お寺さんは、檀家さんがいて、
法要や墓守などで一定の収益が
確保されていることが多いですが、

神社は、
大小さまざまな規模がありますが、
それぞれに維持することが大変だと。

そりゃそうですよねぇ。
お賽銭収入といっても、
10円の人も多く、
1万人が参拝しても10万円。
昇殿祈祷をしても、通常1万円ほど。
結婚式をあげても
数万円といったところですものね。

実際、地方へ行くと、
もとは立派だったと思える神社が、
ほとんど手入れができていなくて、
人が集まりづらくなっていたり、
社が朽ちかけていたり、
維持管理が大変なんだろうなぁ
と思います。

何より、
神様たちが、そこにいずらくなったり、
立ち寄ったりしたくなくなるような事態は
避けたい!

そもそも神社というのは、
神聖な気の良い土地に建立されている
ことが
ほとんどですから、
とても残念な気持ちになります。

ある地方の人里離れた神社で、
社務所が隣の一般的な民家だった
ことがあります。
そちらに伺うと、
神社を護っておられる宮司さんのお家
でした。ご高齢の宮司さんでしたが、
そこで、御朱印をお願いすると、
快く受けていただき、奥にいかれて、
墨を丁寧にすり
心をこめて書いていただき
朱印を押していただきました。

御朱印をいただいて、
少額でも、お金をおさめるということは、
神社の維持管理や、わずかながらも
神社繁栄の一助を
担わせていただくこと
にも繋がり、
神様たちもお喜びいただける
こと
と気づいたのです。
神職さんたちも、参拝に来てくれた人
一人ひとりに心を込めてご対応くださる。

それに気づいてからは、
神社を護ってくださる神職さんへの感謝と
お礼
の気持ちを込めて、わずかながらも
ご寄進の
意味を含めて、御朱印をいただく
こと
しました。

皆さんも、御朱印をいただく際には、ぜひ
このような気持ちをお持ちいただきたいな
と、思っています。

これらの背景を知ると、
御朱印代の金額を決めず、お志、お気持ち、
としている
神社さんがあることも納得できる
でしょうし、
その際には、どれくらい納めれば
よいかも
見えてくる
のではないでしょうか。

 

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