「神在月」の誤解あれこれ

「神在月」の誤解あれこれ

10月は神無月と呼びますが、
「出雲地方では神在月と言う」
とよく聞かれると思います。

それは、
10月には神様たちが出雲に集まるから
ということもご存じの方が多いかと思いますが、
実は、いろいろ誤解があるようです。

まず、
10月が神在月ということではないのです。
神様たちは出雲に旧暦の10月10日に
集まられます。

神様たちがおられる月は、旧暦の10月という
ことになりますので、今年2018年だと、
旧暦の10月10日は11月8日です。

11月は霜月ですね。霜月の8日からが
出雲では神在月となります。

そして、
旧暦の10月は、出雲以外では
神社に行っても、神様のいない月だから
意味がない、と言われることがありますが、
そんなことはありません。

大きな神社では、
代表の神様だけが会議に向かわれますし、
小さな神社では、ゑびす様がお留守番役を
かって出てくれていらっしゃいます。

ですから、
神様はお留守だから参拝しなくてよい、
というのではなく、
そういう時こそ、日ごろの行いを
試されていると思って、
お留守を守られている神様の労を
ねぎらったり、
留守に来ていただいているゑびす様に
お礼を申し上げてみてください。

神様もそんな気遣いにほっこりされますよ。

 

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